COFFEE BEANS

ななほしコーヒーはご注文いただいてから焙煎しますので少々お時間をいただきますことをご了承ください。

山深い森の中で焙煎したばかりの珈琲豆をぜひご堪能ください。


NANAHOSHI BREND

ななほしブレンドは工場長がおすすめする味をぜひ堪能していただきたいと考え、オリジナルのブレンドした豆を焙煎した珈琲です。山深い森の中で丁寧に焙煎した珈琲をお楽しみください。


NANAHOSHI BREND 

[ブレンドの一例]

RESION:CHOCOLA SANTOANTONIO(BRAZIL) / MASAI AA (KENIA) / MANDHELING G1(INDONESIA) / SANTOS NO.2(BRAZIL) 

※ブレンド内容は入荷状況により豆の内容が変更する場合がございます。


SINGLE ORIGIN COFFEE

MANDHELING

インドネシアのスマトラ島で生産されるアラビカ種のG1グレードを焙煎しました。酸味が少なく苦みが強くコクがあるため日本人の口にも親しみやすいと言われています。またカフェオレにしても美味しいです。

RESION:MANDHELING G1(INDONESIA)

CATIMOR

フィリピンミンダナオ島アポ山麓で最高級農園で2019年フィリピン品評会優勝農園、Ms. Marivic C. Dubriaさんが組合長をつとめるBACOFA農協組合の豆を焙煎してお届けします。フルーティな味わいをお楽しみください。

RESION:CATIMOR(PHILIPPINES MINDANAO)

プロファイル

生産地:ミンダナオ島アポ山

標高:1400m

生産者:BACOFA農協(3名の農家)

品種:アラビカ種カティモール

精製:ナチュラル

収穫:10~12月

風味:甘味、酸味、果実感、ワインのような発酵感あり。

【KAPECO~太陽の珈琲農園~】の代表である太田勝久さんは、2014年からミンダナオ島に入られ、2017年にはコーヒーの生産管理輸出販売及び農村開発を行う企業Pistacia Mindanao Coffee Export(PMCE社)を立ち上げられました。コーヒー品質改善プロジェクトとして、2015年のミンダナオ島でのアラビカ種産地探しにはじまり、2016年の現地農家との提携、技術支援と資金支援を経て、現在日本へも輸出されるように支援活動を継続されています。

ミンダナオ島アポ山麓のコーヒー農園

歴史 1880年、フィリピンは世界第4位のコーヒー豆輸出国でした。しかしながら、1889年に蔓延したコーヒーさび病のため生産量は6分の1に激減しました。戦後、耐病性のある様々な品種(ロブスタ種と思われる)が導入され、1960年代に生産者が増えたが、国際価格の下落により1990年頃から生産量が減っていきました。

現状 ベトナムやインドネシアが生産量を増やす一方、フィリピンは生産国にも拘わらずインスタントコーヒーの世界一の輸入国になってしまいました。これは中国やロシアを差し置いての世界一位です(米国農務省2017年)。品質もあまり問われなくなりました。ロブスタは現在、P90/KG程度で中間業者を経てネッスルが購入しています。以前、マニラやセブに来られた方ならご存知でしょうが、品質の良いコーヒーに出会うこともほとんどなくなりました。

ミンダナオ島 フィリピンコーヒー発祥の地マニラ近郊のバタンガスから南1,500キロに位置するミンダナオ島では、フィリピンのコーヒーの8割が生産されています。ミンダナオ島の面積は国土の約3分の1で「フィリピンの食糧庫」と呼ばれます。また、ミンダナオ島では、ロブスタ種やアラビカ種以外に、リベリカ種やエクセルサ種などの希少豆が生産されています。

私達は、これらの豆を生産する農家や少数民族バゴボタガバワ族、タラアンディグ族らと友好関係を築いて2016年からコーヒーの品質改善及び輸出に携わってきました。(Mt. Apo、Mt. Kalatungan、Mt. Kitangladなど山の土地は少数民族権利法に基づいて少数民族が権利を保有するため族長さんらには挨拶は欠かせないのです。彼ら自身、自然環境の保護には熱心で、従って土壌をよく保全するコーヒー樹の栽培を推奨してくれています。)

当初、農家のコーヒー品質はスペシャリティーコーヒーとは程遠いレベルで「選別とは何ですか」という、生豆の選別初体験(!)という状況でした。しかしながら、過去5年間の努力によって、現在、私達が生産管理を行う提携農協はフィリピン国内のコーヒー品評会でも上位入賞が続くようになりました。昨年2019年にはフィリピン品評会で優勝、10位以内に5農家が入賞するまでに成長しました。

※KAPECOさんの記事より抜粋